05 | 18 |
2011 |
ガソリンスタンドへの長蛇の列を体験した上で、
思ったことを話題にしてみたいと思います。
人間の我欲を垣間見た!と思うほどの、スーパーのガラガラの棚。
さらに、コストカットで考え抜かれた物流は、突然の消費爆発には対応できませんでした。
いつものスーパーに戻ったのは、秋田ですら4月に入ってから。
スーパーが、我が家の「食品庫」にはなりません。
最近の、雑誌の節約提案や、住まい方の提案として、
「物をもちすぎない」というものが多いですが、
最低限の食品ストックは必要です!!
無くては困る、トイレットペーパーや、薬も、ですね。
必ず使う、定番の食材は、今使っている一袋のほかに、もう一袋のストックをしましょう。
お米もしかり、で、一か月分の10キロ、もしくは5キロの米袋を開封したら、すぐに同じキロ数のお米をストック。
入手しずらい食品は、一つといわず、賞味期限が切れない程度にストックしてもアリだと思います。
これは、我が家にとっては、娘用のライスパスタや、米粉関連商品。
また、生協の共同購入でしか買えない味噌など。
(ちなみに、共同購入も、正常に戻るのに、一ヶ月以上かかりました。)
これらは、多めにストックしています。
私自身、実母直伝(笑)の買いだめ派でありますし、
それをさらに強固にしたのは、2年前の「新型インフルエンザ」に対する備えの報道です。
新型インフルエンザ、喉元すぎれば・・・で、すっかり世間では忘れ去られていますが、
強毒性のインフルエンザの恐怖が、無くなったわけではありません。
強毒性のインフルエンザが流行ってしまった場合は、家族単位だけではなく、住んでいる地域・コミュニティーごと、外出禁止になることだって想定されているわけです。
政府も2週間から一ヶ月の食品のストックを提唱していました。
我が家は、新型インフルエンザ対策として、食品の一ヶ月ストックをやんわりながらも続けています。
そのため、今回の物流難、買い物難で、大変な思いをすることなく済みました。
買いだめ、と、ストック、は違います。
もうそろそろ、缶詰や乾物を2つ買っても平気な雰囲気です。
少しずつ、食品ストックを確保しましょう。
くれぐれも、賞味期限切れで捨てることが無いように、計画的に~。^^
ガソリン、についてですが。
こればっかりは、ガソリンを入れるタイミングで、かなり違ってくると思うのですが、今後の備えとしては、常に半分以上のガソリンをキープするように、こまめに給油をしておく、ことでしょうか。
また、車はやっぱり「移動」手段に使うべき、と思います。
暖をとるためや、子どものDSや、携帯の充電のために、車のエンジンをかけている方もいました。
ガソリンスタンドが正常化するまでは、ぐっと我慢した方が良いのでは、と思いました。
30分並んでも、3時間並んでも、入れてくれるガソリンは2千円分や、20リッターだけだったんです。
移動手段として必要になる車。
そのためのガソリンは、移動するためだけに使うのがベターです。
目的別、といえば、携帯電話の使い方。
ついつい情報をラジオだけでは無く、映像の情報がほしくて、携帯のワンセグをつける夫。
これがまた電池を食うんです!
携帯は、「通信手段」ですから、ワンセグで電池を使わないほうがいい。
現代は、色々なものが便利になって、一つの機器で色々できます。
でもそれは、電気が豊富に使えるときに便利だというだけの事で、
お財布携帯だって、停電なら、ただの携帯なんですよね。
電子マネーも便利かもしれませんが、停電では、現金しか使えない。
全部を電子化することのリスク。
機能を一つに複合化するリスク。
便利の裏に、必ずリスクがあることを、企業も個人も実体験として勉強したと思います。
震災による、停電や物流難を経験した上で、ブログで書いておきたいなぁと思ったことはこのくらいかな・・・。
この程度、のことですが、私とのおしゃべりで
「あなたの話を聞いて、缶詰とか買ってあったの!震災で助かった!」と言ってくれたママ友が居たのです。^^
そのママ友のように、どなたかの今後の参考になれば。^^
使わないにこしたことはないけれど、
「備えあれば憂いなし」
昔の人の言うことは、正しい、と常々諺に感心する今日この頃です。